間違っているのは俺じゃない。セカイの方だ!!

■なぜオタクはニコニコ動画を語れないのか 「ネット動画時代の芸術作品」
■実況プレイ動画は恋愛SLG復権の鍵を握っているかもしれない

両方とも記事そのものも面白いがリンクされてる引用元記事がどれも面白くてリンクたどって全部読んでしまった。
そういえばポストセカイ系でありデスノの月やギアスのルルーシュが体現しているらしい「決断主義」とやらを、面白いと思ったっきり調べるのを忘れてた。
しかしこういうオタク・サブカル系の文章をあさってると大体批評、論壇と言われるようなステージにたどり着くんだけど、およそすべての一般人、そしてほとんどのオタクも興味が無いどころかそもそも知らないであろう(俺も知らない)そういう世界の入り口に立つと、そこまでして頑張ることに意味あるのかなと思ってしまう。結局建設的じゃないというか。何事も程度が大事ですね。


■東京新聞:社会学者大澤 真幸さん Q ナショナリズムとどう向き合う?
大澤真幸キター。授業取れなかったの残念だなあ。

日本のネット右翼の動きも気になります。
小泉純一郎元首相の靖国神社参拝や、安倍晋三前首相の愛国心路線が煽(あお)ったのでは。
強まるナショナリズム、政治不信、格差拡大…。戦前の暗い時代の状況と重なります。

東京新聞本領発揮しすぎwww そしてそれをクールにいなす真幸カコイイ。


■もう素人はテレビ出演をありがたがらない
自分もこないだのニコマスTV露出騒ぎからうすうす感じていたことではありますが、純粋に素人一市民としてテレビに出たいかというともう結構な数の人が出たくないと思うんじゃないかと。
マスに働きかけるメディアの性質の良い面も悪い面もみんなもうすでにネットで知らされてるんですよ。顔と名前が一方的に知られることがいかにリスキーか。2chやblogやmixiのコミュニケーションがいかに容易で、自身の技能の産物についてニコ動その他で得られる称賛がいかに甘美か。
リンク先の人々は「顔を出してでも語りたいことがある」という“覚悟”を持って出演されたんだと思います。その人たちを無意識にであれ「出たがりの素人」扱いしたんだとしたらそりゃ失礼な話だ。

あとちょっと脱線するけど、いつもこういう素人出演者(ギャラなし)が出る番組で違和感があるのは、素人出演者のほうを先にスタジオに入れて、タレントが入ってくるのを待たせ、しかもそれを拍手で迎えさせる、っていうあのやりかた。逆でしょ?タレントは仕事でギャラもらってんでしょ?先入って、素人出演者を待って拍手で迎えろよ。

考えてみれば確かにそうだ。でも自分もこれを読むまで疑問に思わなかったし世の大半の人もそうだろうなあ。