イヴの時間

がとても面白い。

一話はニコニコなどで無料配信中。
色使いや雰囲気などちょっと攻殻と似たところがある。このスタジオ六花の前作ペイル・コクーンもそうだったけどSF適正高いねここは。
はっきり言ってテーマ自体はさほど斬新なものでもないけど、演出やエフェクト、カメラワークといった見せ方のセンスがとてもいい。独特な会話のテンポも気持ちいいし音楽もいい感じ。褒めてばっかだけど、要はいい意味で「いかにも地上波アニメではなくOVAや単館上映系の雰囲気」ということ。
一巻のDVDはもう売り切れてるし、BOXが出たら買おうかな。


それにしてもこれを見てて思ったのが、やっぱり「人間に似て非なるもの(外見だけでなく)」を描くことというのはSFに課せられた永遠の命題なのかもなあ、ということ。
作中ではアンドロイドとの人間的交流に耽溺する人間は「ドリ系」と呼ばれ蔑まれているが、ニコニコ上でのコメントでは圧倒的に共感のコメが多かったことが印象的だった。
まあいわゆる蔑みの対象としての自分たち「オタク」と重ねあわせやすいということも無論あるだろうけど、誰しも直感的に「これは初音ミクアイマスに夢中になってる俺たちのことだ」と感じたんじゃないかなと思えます。
つまりミクやアイマスはSFなんだよ!! 
ミクとアイマスはSF
これは流行…らない上に別に新しくもないな。