そういや明日全日か…

■かんなぎの誰かが非処女
かんなぎ非処女事件
を受けての、女性からの共感的な所感。
個人的にははっきり言ってとても理解できるし共感できる。
最近割りと言われてる気がするけど、二次元に没入するオタクは「フィクションとリアルの区別もつかない」のではなく、むしろフィクションとリアルを完全に分断してしまえるからこそフィクションで無心に遊ぶことが出来るのだと思う。


三次元はある意味必要以上に諦めてる。多分本当はそこまで諦める必要もないレベルまで三次元の恋愛、男は諦めてる。というかもしかしたら人間全般に諦めてる。その分、「ARIA」とか「よつばと」で夢を見てる。あれで補ってる。人間への夢や希望を。


オタクは非オタよりも遥かに過剰に、リアルをリアルとして受け止めている。夢や希望を剥ぎ取ってしまったリアルの姿を見ている(恐らく本当はそこまでしなくてもいいのに)。オタクが非オタを羨むとしたら、それは彼らがそうした夢や希望を屈託無く抱いていられること、リアルに幾ばくかのフィクションを見て生きていけることに対してではないかなと思う。


「ていうか脳内でオリジナル理想嫁(私だと婿か?)を作ればいいのでは?」って意見、たまに聞くんだけど、それじゃ意味ないんだよね……


後段のこの話も全くその通り。既存のキャラに愛着を持つことと自分が生み出したキャラにそうすることはまるで違う。他人を愛することと自分を愛することくらい違う(何このJPOPみたいなフレーズ)。
本気でこんな問いかけを出来る人がいるとしたら、その人は本当にキモいオタクを鼻で笑ってリアルとフィクションの区別をつけずに生きていける幸せな人種なんだろうなと思う、皮肉で無しに。